羊蹄山が待っています

北海道公立小中学校事務職員協議会 会長 名達 和俊(なだち かずとし)

 北海道の6月は運動会の季節です。雪解けのグランドが安定する頃から子どもたちの声が響くようになります。 白一色の長い冬が終わり新緑のまぶしいこの季節は、何故かワクワクする時期でもあります。 それは生命の力を感じるからでしょうか。一日一日と有色の世界に変化を遂げるからなのでしょうか。 いずれにしても運動会の成否は当日のお天気次第? まずは晴天になることを祈るばかりです。
先日、高体連地区陸上大会のお手伝いにいってきました。陸上競技は個人種目が多く、 団体としての意識は薄いと思われがちですが、辛い練習をとおしてチームとしてのまとまりは強いものがあります。 今回、チームとしての団結力に感動するシーンが随所に見ることができました。 大会運営を支えてくれた当番校の生徒にもスポーツの楽しさ・厳しさや仲間の大切さを実感したと思います。 私の担当した部署は当番校美術部の生徒たちがお手伝いをしてくれました。 初めて見る競技に歓声をあげ、涙する選手を見て感動していました。これが教育の場・学びの場のひとつなのでしょうね。

さて、9月に開催されます第59回北海道公立小中学校事務研究大会の会場である倶知安町にて 実行委員会と打ち合わせ等をおこないました。 会場の労働福祉センターやホテル第一会館から羊蹄山が大きく迫ってくる様は圧巻でした。 山肌には残雪があり、より美しさを増している姿に見とれるばかりでした。 現地実行委員会の準備は万全です。この大会を成功に導くのは参加されるみなさん一人ひとりの想いです。 威風堂々たる羊蹄山に対峙し、学校事務を語りましょう。