新役員体制の一歩にあたり

北海道公立小中学校事務職員協議会 会長 名達 和俊(なだち かずとし)

 9月12日、最北の地稚内市での総会において中辻前会長の後任として選任されました。 今回の役員改選では半数がかわり、新しい布陣での一歩を踏み出そうとしています。 しかし、私たちを取り巻く状況は決して明るいものではありません。 共同実施の拡がりや義教法問題などの制度的変化、多忙化解消のための事務負担軽減に 象徴される事務の再配分など課題は山積しています。これらの課題解決への道は 決して平坦なものではありませんが、進むべき方向を見定め各支部・会員の みなさんとともに歩みたいと思います。
本協議会は研修と親睦の団体です。 その目的達成のため役員一同一所懸命取り組む所存ですので、よろしくお願いいたします。 第58回宗谷大会では講演講師・山内先生から多くの示唆を与えていただきました。 また分科会では活発な論議があり成功裏に終了することが出来ました。 これらを支えていただいた現地実行委員会のみなさんに感謝の意を表します。 全道協議会会員ひとりひとりを繋ぐ絆が後志支部に引き継がれます。 来年9月開催予定の第59回後志大会に多くの仲間が集うことを強く願うとともに、 半世紀を越える全道事務研のさらなる飛躍のため英知を結集しましょう。
最後になりますが、私の力不足は私自身が十分承知しています。しかし、 今総会で信任いただきました役員の方とともにスクラムを組み歩み出したいと思っています。 また、全道各地で素晴らしい学校事務労働を実践している各支部・会員のみなさんのご協力や 叱咤激励をいただきながら協議会運営を行っていきたいと考えています。
以上、新役員を代表し新たな一歩を踏み出す決意と会員各位のご協力をお願いし、 就任のごあいさつといたします。