第72回研究大会裏話(1)やっぱり「北海道の学校事務職員」だね

北海道公立小中学校事務職員協議会 会長 佐々木 一

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前回の投稿からしばらく間が空いてしまいましたが、9月14~15日に開催した第72回北海道公立小中学校事務研究大会は、多くの参加者を得て無事に終了することができました。関係されたすべてのみなさまにあらためて感謝申し上げます。

講演では、北星学園余市高等学校長をお迎えし、「子どもの生きづらさ・子どもの居場所 -北星学園余市高等学校の教育実践から-」という演題でお話しいただきました(会員のみの配付となりますが、講演内容は後日機関誌に掲載しますので、ここでは詳細を割愛します)。

大会後に各支部や参加者個人からいただいた大会反省アンケートを読ませていただきました。このような講演を行うと、「これは教員向けの講演なのでは?」「学校事務の仕事との関連性が薄いのでは?」といった指摘も当然予想されるのですが、実際にはそのような回答は少なく、「一人の学校職員(あるいは一人の大人)として、子どもたちとどう関わっていったら良いか?」「学校に勤務する教職員全体としての問題」という視点で自分事として肯定的に捉えてくださった参加者が圧倒的多数でした。

こうしたところからも、さまざまな職種の教職員との協力・協働を大切にしながら、子どもを中心に据えた学校事務を長年にわたって追究してきた「北海道の学校事務職員」らしさが垣間見えて大変嬉しく、また心強く思ったのでした。