第60回記念十勝大会のご案内

北海道公立小中学校事務職員協議会 会長 名達 和俊(なだち かずとし)

 北国も桜の開花とともにあざやかな彩りを見せてくれるようになり、 木々の緑が暖かな陽を浴びてその輝きをより一層増す頃となりました。 白一色の永い冬を終え、雪解けのせせらぎを聞き福寿草が芽吹きはじめ、 大地の生きる力強さを実感することができます。 そして新緑のこのときは成長する早さを教えてくれます。 私たちは自然の中で生かされているのかもしれません。

さて、本年1月のあいさつ文に紹介しました、 本協議会の第60回記念十勝大会の開催要項をホームページに掲載いたしました。 本大会の基本コンセプトを「10年の総括とこれから」としました。 98中教審答申以降の教育改革の中での学校事務をどのように捉え、 私たちの推進する「学校間連携」の成果と課題を 明確にすることをひとつのテーマにしています。 そしてこれらの論議を踏まえて、本会特別委員会の職務検討委員会からの提起・シンポジウム・共通テーマ交流会で、 これからの学校事務の在り方についてみなさんとともに考えていきたいと思います。
また、本会創立60周年という節目のときでもあります。 1951(昭和26)年は戦後間もない日本の黎明期、混乱のなかでの学校事務職員の第一歩が刻まれました。 爾来休むことなく研究と親睦の活動を続けてきました本協議会。 このエネルギーと支えあってきた諸先輩のご労苦に心から敬意を表します。 そして私たちは本協議会の魂を確実に次世代へと繋いでいかなければなりません。
その感謝の意味も込めた第60回記念十勝大会にしていきたいと考えております。 みなさんのご参加をお待ちしています。
とかち平野、幕別町でお会いしましょう。