大田先生のご冥福をお祈りします

北海道公立小中学校事務職員協議会 会長 名達 和俊(なだち かずとし)

天候不順とはいえ北国にも確実に春がやってきました。北見市でも先週に桜の開花宣言があり、 勤務校の桜並木も淡いピンク色一色になりました。 また我が家にありますシベリア桜も今満開のときを迎えています。 そのシベリア桜の写真を山梨県に住む友人に送ったところ「まるで桃の花のようですね」と返信がありました。 そのようなやり取りがあった頃、テレビのニュースでシベリア桜の放送があったようです。 そのなかで帯広地方ではシベリア桜を「オヒョウモモ」と呼んでいることも判りました。 動植物の名前をその土地土地で呼び方が違うことはよくあるお話です、くらいに思ったのですが 何故か友人の桃に似ているということが気にかかりインターネットで調べてみました。 結果は私の常識が完全に覆されました。 シベリア桜は別名であり、バラ科モモ属 オヒョウモモであることが判りました。 私は疑うこともなく「桜」だと信じていたのです。 でも桃の花の実物を見たことがあるのかしらという新たな疑問が生まれてきました。 桃の最北地は札幌市とのこと、私の住んでいるオホーツクには桃の木はきっとないのだと。

さて、学校事務誌にも度々登場していました首都大学東京の大田先生が亡くなられました。 今月8日、大田先生のお別れの会が開催されましたので参加してきました。 大学関係者、日英学会、そして多くの学生が参加するなかでのおわかれの会。 北海道公立小中学校事務職員協議会では大田先生のお父様、大田捷先生に 昭和46年小樽市でご講演をいただき、その帰路岩手県雫石上空での飛行機事故により先生、 そして大田直子さんにとっては父親を失わせる結果となってしまいました。 事故当時、全道協議会関係者が現地に出向き捜索活動に加わったと聞いております。 全道協議会としまして親娘二代にわたり見送ることになりました。 祭壇中央に掲げられた笑顔の大田先生、謹んで哀悼の意を表します。合掌