雪だるまの研究大会

北海道公立小中学校事務職員協議会 会長 名達 和俊(なだち かずとし)

 2009年が始動しました。私が暮らすオホーツクの北見市では、 新年早々から大雪。元旦から我が家の除雪機はエンジン音を響かせ大活躍。 しかし今年の雪は例年になく重く(重い雪は水分を含むため)、エンジン音の唸りとその仕事量は比例しません。 ガソリンの消費量と除雪機を操作する疲れだけが増していくのです。 新年早々の大雪、そして湿った雪。暖かな冬は20数年ぶりとのことでした。 やはり地球温暖化によるものなのでしょうか。 温室効果ガス・ヒートアイランド現象などの言葉が頭をよぎります。 オホーツク海ではこれから流氷が南下し、やがて接岸の時期を迎えます。 この自然の営みは漁業に直結する大きな問題です。 美しい自然や厳しい自然を日々感じることができる、そのために何をするのかを自問自答。
さて、昨年9月に会長あいさつをアップしたものの更新を怠っていたことをお詫び申し上げます。情報化社会にあって求められるひとつはスピードです。目にしていただく方に新鮮に映るよう努めていきたいと思います。
本会の中間決議機関であります評議委員会を過日終えました。第58回宗谷大会反省と第59回後志大会開催要項等が承認されました。これにより本年9月3日、4日の二日間、倶知安町において第59回北海道公立小中学校事務研究大会の開催が正式に決定されました。諸先輩が築き上げた成果の上にまたひとつ何かが積み上げられようとしています。その何かは参加される皆さんによって成し遂げられるものです。ぜひ第59回後志大会に参加いただき、何かを築きあげましょう。開催地倶知安は北海道でも有数の豪雪地帯、シンボルマークは雪だるま。この雪だるまを参加する皆さんで大きくすべきか、はたまた熱い思いで融かすべきか、結論は皆さんとともに考えたいと思います。
また月刊誌「学校事務」への連載も承認され、執筆作業が始まりました。原稿を仕上げることは北海道の学校事務を検証する作業でもあります。振り返るとともに明日に向かう一歩となるよう心掛けたいと思います。