第60回記念十勝大会にむけて

北海道公立小中学校事務職員協議会 会長 名達 和俊(なだち かずとし)

新しい年度が始まりました。学校に勤めるものにとってはお正月とは違う新鮮な区切りを迎える季節です。 全国各地から桜の花びらを背景にした入園式・入学式・入社式の様子がTVで映し出されます。 北国に住む孫は今春入園式を迎えましたが当日は春の嵐、白一色の雪景色。 自分の周りに桜の花がないことを不思議がっていました。 数日後、雪解けのすすむ庭に福寿草の黄色の花をみつけていました。 小さな孫はきっと北国の春をフクジュソウで感じたことでしょう。

さて、今年は北海道公立小中学校事務職員協議会が設立され60年を迎えます。 1951(昭和26)年、札幌市豊平館にて設立総会が開催され、125名の参加者があったと記録されています。 爾来休むことなく開催されてきました研究大会、60回を数えることになりました。 この間の諸先輩のご苦労に感謝を申し上げます。そしてまた一歩、足跡を刻もうとしています。
9月9日、10日の両日、幕別町(十勝管内)にて第60回記念北海道公立小中学校事務研究大会を開催いたします。 記念講演(講師 土肥 信雄さん)シンポジウム(藤田 英典さん・日本教育学会会長ほか)そして分科会を予定しています。今大会の基本コンセプトは「激動の10年の総括とこれから」です。
本会会員はもちろん、全国各地より学校事務に興味・関心のある方のご参加をお待ちしております。十勝平野幕別、北海道を実感できる自然の大きさ。まさに北の大地での研究大会です。