異常気象が続く北の大地

北海道公立小中学校事務職員協議会 会長 名達 和俊(なだち かずとし)

 4月下旬、一夜にして銀世界になったオホーツク圏(網走・紋別・北見地方の総称)。例年になく暖かな日が続き我が家の車はすでに夏タイヤ。当然のごとく走行不能、本校では数人がタクシー通勤となりました。その翌々日、一転し全国一高い気温を観測したオホーツク(フェーン現象による高温)。そして5月だというのに真夏日を経験することになり、山並みの残雪と満開の桜、チューリップと芝桜が一枚の絵になりました。新型インフルエンザとともに異常が続く春5月です。
さて、新年度から学校事務誌にて北海道の学校事務を紹介しています。タイトルを~海峡をわたる「領域」~とし、北海道の学校事務の現在・過去・未来を紹介するものです。現在は研究の歴史とそれを支える理論についての報告です。以後、実践報告や近未来の学校事務について記述がされる予定です。感想やご意見をいただければ幸いです。
北海道では「学校間連携」を推進しています。この「学校間連携」は事務処理の効率化を目的とする「共同実施」とは一線を画しています。すなわち、機械化され得ない業務、標準化されることのない業務にスポットを当てるものです。9月、倶知安町で開催されます第59回北海道公立小中学校事務研究大会では「学校間連携」の活動を含め、各支部での実践が報告されます。ともに学校事務の明日に向かって語り合いましょう。シンボルマークの雪だるまを熱い論議で溶かしましょう。みなさんのご参加をお待ちしています。