設立60周年そして第60回を迎える研究大会

北海道公立小中学校事務職員協議会 会長 名達 和俊(なだち かずとし)

 もう何年になるのだろう、1月1日の朝の我が家を写真に撮り続けています。  2010年の一枚は澄んだ青い空に真っ白な雪をまとった小さな我が家が映しだされています。オホーツクブルーといわれる澄んだ青が新しい年の幕開けを歓迎してくれたようです。しかしその歓びも束の間、午後からは一転し、雪・ゆき・ユキ、元旦から我が家の除雪機が動き出すことになりました。う~ん、結局新しい一年を迎えた心境はどっちなのと自問自答することになった1月1日。
みなさんはどのような新年を迎えられましたか。

さて、本年は北海道公立小中学校事務職員協議会が設立されて60年を迎えます。戦後まもない1951年に設立総会が開かれ、同年10月に第1回全道研究大会を室蘭市にて開催、爾来研究・研修・親睦の基本姿勢は休むことなく引き継がれ、本年第60回の記念大会を迎えることとなりました。設立当時の会員は125名と記録されています。現在は1,300名の会員を有する組織へと成長することができました。先達の印した一歩は60年という年月を経て、細い獣道がしっかりと踏み固められ太い道となりました。時には分岐もあり遠回りもあったかもしれません。しかし諸先輩は確実に明日に繋がる道を築きあげてくれました。いまを生きる私たちはその道をただ歩くことなく、傷んだ道あれば補修し、外灯を設置し、側溝を整備し、さらに道を拓くことが求められていると思います。そのような想いを込めて来る9月に開催します第60回記念十勝大会を迎えたいと考え諸準備を進めているとこです。第60回記念十勝大会に多くの方の参加をいただきますようお願いいたします。