北海道公立小中学校事務職員協議会 会長 端 徹(はた とおる)
釧路市で開催された総会で選任されて会長を務めることになりました。常陸会長をはじめ退任された役員の皆さん大変お疲れさまでした。今回の役員改選では役員のほぼ半数が新任で大幅な交代となり、先日行われた新体制最初の役員研修会も私はもとより大変な緊張感に包まれたものになりました。
また、総会が開催された9月9日は台風から変わった温帯低気圧の接近により道東地方は一日風雨ともに大荒れの天気となりました。一時、高速道路も通行止めになるなど帰途についた参加者の皆さんも困惑したことと思います。今年は台風10号など8月下旬からの連続した台風の上陸により北海道内各地に大きな災害の爪痕を残しました。その影響は今も引き続いており、被災された地域の方々には心よりお見舞い申し上げます。
さて、新しい一歩を踏み出した新役員体制ですが、私たちを取り巻く状況を見てみると「学校事務の共同実施」の広がりや、中教審答申「チームとしての学校の在り方と今後の改善方策について」、タスクフォース報告「学校現場における業務の適正化に向けて」など課題が山積しています。これらの課題にあたっては、各支部・会員の皆さんと議論を重ねながらすすむべき方向を探ることが何よりも肝要と考えております。
本協議会は研修と親睦を目的としております。その目的達成のため、役員一同一致し推進していきたいと思います。60回以上の歴史を重ねる北海道公立小中学校事務研究大会については現地実行委員会の方々とともにより良い研究・研修の場となることをめざしながら、各地より多くの参加者が集うことを願っています。
そのためにも会員の皆さんから忌憚のないご意見や叱咤激励をお願いしますとともに、本協議会に対しまして多大なお力添えをいただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
2016年10月12日