一人ひとりが研修主体となって~就任にあたって~

北海道公立小中学校事務職員協議会  会長 中 辻  明

さわやかな青空が清々しい初秋を迎えました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
9月8日の総会で再び会長に就任しました。役員会を代表し、ごあいさつ申し上げます。これからの2年間、これまでと変わらないご支援・ご鞭撻をお願いします。
私自身は2期目を迎えたわけですが、振り返りますと、1期2年は「あっ」という間に過ぎ去りました。全道事務研究大会は、第55回(上川大会・富良野市)と第56回(函館大会)を担当しましたが、いずれの大会も現地実行委員会の心温まる準備のもと、関係諸機関の多大なるご協力を得て、盛会のうちに終了することができました。皆様、本当にありがとうございました。
分科会での各支部からのレポートも充実したものでした。いずれも、何年もの間継続して取り組んできた実践であり、各地区や市町村の研修体制の中で組織的に取り組まれていました。これこそ、「北海道の学校事務」が創り上げてきた「学校間連携」そのものといえるのではないでしょうか。
さて、教育改革・公務員制度改革などの荒波の中で、私たち学校事務職員を取り巻く情勢は依然厳しく、これからの「職務のあり方」そのものが問われています。しかし、研究大会に向かって心一つにし、一人ひとりが研究主体となって取り組んできたことを大切にしていくことが、この難局を乗り切っていく力になるものと確信します。培ったものを糧として、各学校・地域でさらに発展させていきましょう。そして、他の職種の方々、保護者・地域住民の皆さんと結び合っていくことも重要なことです。
なお、全道事務研究大会の開催地支部は、来年2007年は「苫小牧」、再来年2008年は「宗谷」と決定しています。皆様のご参加、よろしくお願いします。
それでは、微力ではありますが、半世紀以上にわたる北海道公立小中学校事務職員協議会の歴史と伝統を受け継ぎ、全力で取り組んでいく決意を申し上げ、ごあいさつとします。